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神流湖・下久保ダム |
解説の看板を、クリックすると拡大されます!(下記の写真) |
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埼玉県と群馬県の県境を流れて利根川に合流している神流川(かんながわ)に建設された、 堤高129mの巨大な重力式コンクリートダム。 情報サイトによると1959年に着工・1968年に完成し、ダムの建設のために310世帯が水没・移転した。 近辺には冬桜が名所の桜山森林公園や城峯公園、天然記念物・三波石峡が現存する。 このダムの由来は、水没地の大部分が鬼石町大字下久保地区であった事から下久保ダムと命名された。 |
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ダムの周辺にある慰霊碑では、作業服を着た人物の霊が現れると噂されている。 慰霊碑が存在する事からダム工事の際に、不慮の事故で亡くなられた人物かもしれない。 この場所を建設した際に技術が進歩していなかったせいか、 少なくとも負傷者20人、死亡者8人以上も出ているらしい。 尚、この地域はカスリーン・アイオン台風などの被害を受けたという事から、 被害を受けた人も少なくはないと思う。 これらの色々な要素が加わって、噂が絶えないのかもしれない。 |
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カスリーン台風・・・ 昭和22年(1947年) 9月14日〜9月15日 紀伊半島の南海上を北上し、9月15日に北緯32度を超えてから北東に進路を変え、 同日夜房総半島南端をかすめて16日には三陸沖へ進んだ。 台風は日本に接近したときは衰弱しており、強風による被害は少なかった。 しかし、台風により日本付近に停滞していた前線の活動が活発化し、 関東地方と東北地方では大雨となった。 関東南部では利根川と荒川の堤防が決壊し、埼玉県東部から東京で多くの家屋が浸水した。 群馬県、栃木県では土石流や河川の氾濫が多発し、両県で1,100名以上の死者・行方不明者が出た。 東北地方では北上川が氾濫して岩手県一関市などで大きな被害が発生した。 アイオン台風・・・ 昭和23年(1948年) 9月15日〜9月17日 9月16日静岡県伊豆半島南部をかすめて東京都大島付近を通り、千葉県富崎(館山市)と木更津市の間に上陸した。 その後千葉県銚子市付近から太平洋に出て、金華山の東約100kmの海上を通って北海道南東沖を通りベーリング海に進んだ。 富崎(千葉県館山市)では最大風速46.7m/s(最大瞬間風速60.1m/s)を観測するなど、 中心付近では風が強く、千葉県を中心に家屋の倒壊が多く発生した。 また、台風の前面にあった前線の活動が活発となったため、期間降水量が仙台で351.1mm、 宮古(岩手県宮古市)で249.3mmなど東北地方の太平洋側で大雨となった。 岩手県では北上川やその支流が氾濫し、一関市を中心に700名を超える死者・行方不明者が出るなど、 前年のカスリーン台風による被害を上回る災害となった。 (気象庁HPより抜粋) |
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