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須花トンネル


解説の看板を、クリックすると拡大されます!(下記の写真)

ここには、明治・大正・昭和の各時代に建設された3つのトンネルが存在する。
明治は手掘り、大正はレンガ造り、昭和はコンクリートと時代をに沿った作りになっている。
何度も交通手段として通っていたが、訪れるまで3つのトンネルが存在していた事は知らなかった。
噂では、明治はお年寄り、大正は女性や子供(女性がトンネル上部を飛び交っているらしい)等、
トンネルによって出現するものは様々だが例によっては男性・複数と色々な噂が囁かれている。


初めに明治のトンネルを訪れたが、ここは心霊と言うよりただ純粋に
手掘りで作成したトンネルに感動を覚えた。
手掘りのトンネル自体初めて見たので、素直に感動をしてしまった。
史跡探索としてみたほうが、当たり前だが価値を見出せると思う。
一応柵があったので、中には入らなかった。(言い訳)


次に大正のトンネルに向かったが・・・向かう途中のなだらかな坂の入り口辺りから、
頭痛・鳥肌に襲われ何とも嫌な感じがしてきて不覚にもこの場を立ち去りたくなった。
しかし折角ここまで来たので、不安を隠しつつ現場へ向かった。
見た感想と言えば周りの木々に後押しされ、何とも不思議な光景が目の前に広がっていた。
もう全体像を写真に収めた時点で逃げ帰りたくなっていたが、
幸か不幸か柵の扉が開いていたので中を覗くように内部の光景を写真に収めた。
トンネル内は水浸しで言い訳になるが、普通の革靴を履いていったので入ることはしなかった。
この場所を立ち去るまで、終始・・・鳥肌・頭痛・周囲からの痛い視線を感じていた・・・。
足早に、その場を離れたのは言うまでもない。


最後は、昭和の現在使われているトンネルだ。
ここも何か噂が囁かれているのか?聞いたことが無いので真相は分からないが、
何かあるには違いないと思ってしまうのは、先に紹介した二つのトンネルの存在からだろうか。

不思議に思うのは大正のトンネルだけ、頑丈に柵が付けられているのかである。
明治のトンネルにも柵はあるが、入ろうと思えば入れてしまう。
私が訪れたときは扉は開いていたが、普段は何者も近寄れないように厳重に柵が閉ざされているのである。
やはりあの全身に纏わり付く様な嫌な感覚を覚えたのもあるが、
何かが存在するのは間違いないのであろうか。

帰り際にポツンと入り口に佇む、「須花坂馬頭観音」の存在も気になった。

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