| 甥 |
私の姉に二人の息子がいるのだが、その上の子の話。 よく姉は実家に毎日のように遊びに来るのだが、 或る日長男の方が何か変な格好をして歩いていた。 私「お前何してるの?」 甥「お婆ちゃんの真似〜♪」 とか無邪気に答えた。 「お婆ちゃん?」。 甥っ子の格好から、『腰が曲がっていて、杖を突いている姿』を想像した。 一目見ただけで、「お年寄りの真似かな??」とは思ってましたけど・・・。 しかしよく考えてみると家にいる祖母は腰は曲がってないし、 杖を突くのが嫌いな人でその姿を想像出来ないし姉の義母はまだ杖を突く様な歳ではないし・・・ 「誰?」・・・・^^; 早速甥にその答えを出して貰おうと、質問を投げ掛けて見た。 私「そのお婆ちゃんって、(甥っ子の名前)の所に来るの?」 甥「うん!朝来るの♪」 私「毎日?」 甥「うん!朝来るの♪」 と同じ事を繰り返し答えてきた。 「近所のおばあちゃんが散歩して通るのかな?」という普通の考えが頭の中に浮かんでいたが、 万が一?と言う事があるので早速姉に聞いてみた。 私「姉ちゃんの所に朝、お婆ちゃん来るか通る?」 姉「誰それ?近所にお婆ちゃんなんていないよ。」 姉から言わせると、そういう出来事は当たり前らしい。 次から話すのはまた違う出来事・・・。 或る日甥が何もない天井を凝視しているので、姉が質問を投げ掛けて見たそうだ。 姉「何を見てるの?」 甥「ジイがいるの♪(私の父の事)」 同じ様に天井を見てたので質問すると、 甥「バアバがいるの♪(父方の祖母は今も健在なので、母方の方だと思う)」 などちゃんと答えてくれるらしい・・・。 一番不思議に、思った話がある。 今度は壁のほうに向かって笑っていたから姉は気持ち悪くなって、早速質問したそうだ。 姉「どうしたの?」 甥「お兄ちゃんがいるの♪」 これは2、3度あったらしい。 ほかの話はほのぼの?と聞いていたのだが、 流石に『お兄ちゃん』と言われるとこちらも黙っていられなくなり 姉貴に一言、 『呼ばれたとか言ったらちゃんと注意をした方が良いよ♪』と注意をしてしまった。 家にはお兄ちゃんと言われて思い浮かぶ人はいるにはいるのだが、 60年以上前に亡くなった叔父位しか思い浮かばなかった。 果たして「今頃出て来るのか?」と、言う疑問にしか行き当たらなかった。 そうだとしたら見守ってくれてるのかな? 亡くなったのは、七才位だと言ってたから・・・。 でも亡くなった人のせいにするのは失礼ではあるが、 もし親族ではない存在であったならと考えると・・・。 「無邪気な子供と言うのは恐ろしい」とつくづく思った。 |
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