| 夢 -孤独- |
今から語る話は私が小学校に入る少し前から、小学校高学年くらいまで見ていた不思議な夢。 幼少の頃は父がまだ健在でしたので近所の人達とまだ仲が良く、 週末になると我が家に集まり宴会が行われ騒がしいほどだった。 当然のように子供達は夕食後、避難する事になる。 現在は2階建ての家で2階に私の部屋があるのだが、当時はまだ改築されておらず1階にあった。 私が寝ていたのは大人たちがいる居間より、一部屋向こうの部屋に布団を敷いていた。 【居間】 |障子| 【仏間】 |障子| 【私が寝ていた部屋】のような位置関係である。 20時には寝ていたので、大人達の話し声が子守唄の様だった。 ある日例の様に宴会で騒がしい中、寝かしつけられた時に夢を見た。 私は夢の世界で、一人で布団の中で寝ている。 周囲は部屋の中でなく、真っ白な何も色の無い世界であった。 視線は自分の視線でなく第三者が私の寝姿を見ているが、 感覚は寝ている状態と言う、何とも不思議な夢であった。 私はと言うと布団の中で身動きもとれずに、暫く真上を見ている。 暫くするとリアルのように、遠くから宴会の騒がしい声が耳に響いてくる。 しかし相変わらず景色は、白いままで声だけしか聞こえない。 無理やり動こうと首を動かしてみると、辛うじて声のほうを向くことが出来る。 でも周囲は白い空間のままで隣にあるはずの仏間も見えずに、 声だけが響いており姿形も確認できずに恐ろしくなり両親の名前を叫び目が覚める。 このような夢を約8年間、毎日ではないが高確率で見ていた覚えがある。 今考えてみても意味は良くわからないが、両親に構って貰えない寂しさが 夢の中へ出てきたのかなと今では無理やり納得している。 |
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